卓球でペンドラの方、どういった戦術で戦っていますか?自分は高校生の若い時と今とで戦術がかなり変わりました。今回はペンドラの戦術について考えていきたいと思います。
【卓球】ペンドラの戦術について
自分は卓球を高校生の時と社会人になった今でもやっています。しかし、高校生の若い卓球を今やろうとするのは色々厳しい・・・。高校生の時みたいに毎日練習ができず、週に2,3回前後を数時間というのと、30歳過ぎて単純に身体の衰え,動体視力の低下もあります。反射速度なんかも若い時の方がはやいですし!
となると、戦術を昔と変えなければいけないわけです。ペンドラと聞くとフットワークを使ってフォアでガンガンドライブで攻めるイメージがあるかと思いますが、歳をとるにつれてブロックや守り主体の人も増えていきます。
歳をとることでフットワーク力は著しく低下する為、フォアで回り込んで飛びついてというドライブでガンガン攻めていくのがかなり厳しい。学生の時に比べて体力も大分落ちるのでオールフォア卓球をやっていたら直ぐにバテてしまいます。
自分が高校生の時はショートサービス主体でループドライブでしっかり繋げて浮いたりチャンスが来たら決めにいく戦い方,戦術をメインにしていました。回り込んで打ち飛びついてとフットワークを使った卓球でしたね。
社会人で30歳を超えた現在はロングサービス主体でバックで振り回す戦い方,戦術に移行してきました。回り込んで打ったりもしますが、それをメインにしてしまうとフォアに振られた時に飛びつきができない状況に陥ってしまいます。
社会人になってから片面日ペンですがバックドライブの練習をするようになりましたし、バックを多用する戦術に。
正直、学生の時の方が強かったと思いますが、今現在の方がバックの技術やサーブの技術の上手さはあるかと思います。昔と違って今はYouTubeで無料で色々な技術動画を見れますので、そこから技術を研究して練習したりしています。サーブ練習ならば1人でもできますからね!
他にも年配のペンドラおじいちゃんの中には後ろに下がってひたすら粘るスタイルの人もいます。ロビングでしのいでチャンスがきたら反撃スタイル!上手い年配の方はブロック技術やサーブレシーブの技術,ボールタッチに優れているので中々勝てません。
学生のようにスピードボールや威力ある球がなかったとしても、ブロックがかたかったりサーブレシーブに長けている、ひたすら拾ってしのぎ安定感もあると、卓球というスポーツは勝ててしまいますから。
片面日ペンでもツッツキで繋ぎ少しでも浮いたらドライブせず角度打ちで決めにくる選手やミドル寄りにかまえてバックにきた球はバックハンド主体で戦う方もいます!
ペンドラでもその人の戦い方によって戦術は変わってきますので、自分のプレイスタイルに合わせて戦術を考えるとよいですね。
ちなみに、高校生の時と社会人の現在の自分の戦術は下記の通りです。
<高校生の時の戦術>
相手のバックに横下系のショートサーブを出し、バックにつっつかせる。それを回り込んでループドライブで打ち、フォアに振られた球を飛びついて決める
<社会人の現在の戦術>
相手のバックに横系のロングサーブを出し、バックに返球されたのをバックショートでフォアorバックに振り回す
自分の主となる戦術は上記の通り。
今現在ショートサーブ主体にしてしまうと自分が苦しい展開になりやすいので、ロングサーブ主体になっています。ショートサーブ出してツッツキされたのを回り込んで打って飛びつき・・・なんてパターンは正直今の自分にはきついですし、ショートサーブ出すことでツッツキだけでなくストップやフリック,チキータや流しなど相手のレシーブの幅が広がってしまいます。反応速度も落ちてますので、自分が不利な展開に。(予測能力に長けていれば別ですが)
なので、ロングサーブ主体ならストップやチキータ,流しなどはこないのでいきなりラリーに持っていく展開にします。予測のしやすさや選択幅を狭めることが出来るというわけですね。(※ストップに関しては粒高やアンチならロングサーブでも短く返球してくるので異質の戦型は除外)
とは言うものの、全く回り込まないというわけではなく、適度に回り込んだりします。というのも、対戦相手に「この選手はバックは回り込まない」と思わせたくないから。「回り込みもあるぞ!」と思わせておきたいですし、バックにきたボールをバックドライブで返したりもします。(片面日ペンでバックドライブやる選手はあまりいないので驚かれる)
回り込みが全くないとそれだけで相手の心理,心境的に余裕が出てしまうのでそれは避けたい。もちろん、回り込んで打つ時はバックとストレートに打ち分けます。バックだけなどワンコースしか打たないと簡単にブロックされて振られてしまいますので。
そして、自分は多くの卓球やっているペンドラと違って浅持ちです。おそらく、ほとんどのペンドラが深持ちでドライブの威力を重視しているかと思いますが、自分はバックを多用する戦い方,戦術でプレイするので、バック技術のやりやすさ,バック面の出しやすさを重視。
浅持ちにすることでフォアドライブの威力が落ちたりブロックが相手の球におされてしまうデメリットはありますが、バックの切り返しのやりやすさやバック技術のやりやすさが出るというメリットがあります。
逆に、深持ちの方が威力ある球が打て相手の球に負けないブロックが可能ですが、バックショート,バックブロックの面の出しづらさの部分が難しいですね。
卓球のペンドラの戦術ですが、自分のプレイスタイルや身体能力,そしてラケットとラバーによっても変わってきたりありますので、今一度自分を見つめ直してみると面白いかもしれません!今まで勝てなかった相手に勝てたりなんてこともあり得ますから!